国際結婚

日仏カップル子育ての違いは何?

こんにちは!日仏国際結婚をして子育てをしているAiです。
パートナーが外国人だと日本との違いについて驚かされたり悩むことも多いですよね。
今日は日本とフランスの子育ての方法、考え方の違いについていくつかご紹介します。

子供は一人で寝かせないといけない?

子供が生まれてまず一番最初に悩むのが、子供の寝室問題だと思います。
日本では、働く父親を気遣って子供と母親が一緒の寝室だったり、家族全員で一緒の寝室で寝たりすることが多いですよね。
一方フランスでは、産まれて数ヶ月の赤ちゃんを一人部屋で寝かせます。その理由は、

  • 子供の自立心を養うため
  • 夫婦の時間をとるため
  • 母親が休息するため

と言われています。

我が家でもフランス人の主人から子供を一人部屋に寝かせたいと言われていましたし、私自身も上記のメリットがあると思い、生まれる前から一人部屋とベビーベッドを用意していました。
しかし、結論から言うと、我が家は一人部屋で寝かせることに失敗し、3歳になった今でも私にベッタリくっついて寝ています…
失敗した原因は以下が考えられます。

  • 眠りが浅いタイプで毎日1、2時間起きに起きる
  • 泣かせっぱなしができなかった
  • 起きて子供部屋に行くことがしんどくなった

成功者の話を聞くと、心苦しいけれども一人で寝るまで何時間も泣かせっぱなしにするといいます。我が家でも実践はしましたが、やはり心が耐えられなかったのと、主人が新しい仕事が始まったばかりで全員寝不足という状況が厳しく途中で諦めてしまいました。そもそも、我が子は本当に眠りが浅い子で、新生児のときは1,2時間おき、1歳になっても2,3時間おきに泣いていました。
すでにお子さんが小学生のママ友に聞いたところ、ハーフの子の1/3はまだ親と一緒に寝ていると言っていましたので少し安心しています。そもそも、その子の性格や家庭環境は様々ですので、フランス人だから絶対一人で寝ないといけないということではないですよね。
子供を一人部屋で寝かせたいと思っている方はぜひチャレンジしてほしいですが、我が家のように失敗してしまったご家庭も悩む必要はないと思っています!その子にとって適切な時期が来れば言わなくとも一人で寝るようになりますし、一緒に寝る時間は子供との大切な時間ですのでぜひ大切にしてほしいと思います。

子供と遊ばない?!

 

子供ができてから公園に行くことがかなり増えましたが、いつも気になっていたことがありました。それは、主人と子供と3人で公園に行っても、主人は見ているだけで一緒に砂場で遊んだり、追いかけっこをしたりなど全くしないのです。他の日本人のパパさんは全力で子供たちと遊んでるのになぁ。面倒なのかな…と思っていたのですが、フランスでは公園に行っても親はベンチに座って見ているだけで、遊ぶのは子供たち同士というのが普通とのこと。 それは、以下のことを大切にしているからだといいます。

  • 親が遊び方を指示するのではない
  • 子供たち同士でコミュニケーションを取る
  • 子供たち同士で自由に考えて遊んだり、作ったりする

そのため、うちの主人は子供と遊んでくれないなぁ…と悩む必要はありません!これも子育ての考え方の違いということですね。

ケガをしても平常心

子供が走って勢いよく転んでしまった!そんな時、あなたならどうしますか?

私はあっ!大丈夫?!と急いで駆け寄り起きるのを手伝います。しかし、それをすると主人から注意をされます。そんなに慌てなくて大丈夫。自分で起き上がるのを待たないといけないよ。というのです。
一方フランス人は、公園で遊んでいて子供が転んだとしても様子を軽く確認して、大したことがなければその後の様子を伺ったり、駆け寄ることもしません。
なぜなら、私のように世話を焼きすぎてしまうと、子供は母親が走ってくるのを待つという受け身の姿勢になってしまい、自分の力で立つことを学べないからです。
確かに、子供が転んだときに私が様子を伺うように見ていると、チラッと私が見ていることを確認すると大したことがないのに泣いたり、私が駆け寄るまで転んだまま待っていることがあります。
私はついついお節介を焼きすぎてしまう癖があるので、日々気をつけています。

まとめ

日本とフランスでの子育ての仕方、考え方の違いについてご紹介しました。日々の生活の中で悩むことも多くありますが、違いを楽しみながら自分たちに合った方法を取り入れられたらと思っています。